公共スケートパーク利用者推計について（2017年推計から修正）

過去に、【2017年 国内スケートボード利用者数推計と今後の動向】にて、国内スケートボード利用者推計として公開しておりましたが、全国各地から公共スケートパークの利用者数を知りたい。という問い合わせが多数あるため、過去の情報を元に精査しなおし、公共スケートパーク利用者推計の考え方について公開いたします。

今回は、公共スケートパーク設置要望者人口推計2009年.pdf　としました。

公共スケートパーク設置要望のために署名した利用者の利用競技種目カテゴリーは、スケートボード、BMX、インラインスケートなどのストリートスポーツ利用者全般だったため「スケートボード利用者」を改め「スケートパーク利用者」といたしました。また、八王子市内在住在勤の利用者だけの署名ではなかったため、署名して下さった方々の居住地域全てを母数として再推計いたしました。

地方公共団体の皆様や地域の利用者団体の皆様が「この地域にどれくらいの利用者が居るのか？」と考える場合、隣接している地域や利用者交流が盛んな近隣地域全体の人口を母数と考えて頂くことをお勧めいたします。

今回の再調査の元となるデータは2009年のデータであり、2013年に当時の猪瀬元東京都知事が東京2020オリンピックの招致を行う前の数値です。
また、スケートボードなどのストリートスポーツやサーフィンを含むアーバンスポーツの競技採用が決定されたのは2016年です。

東京2020オリンピック開催以降、公共スケートパークの設置要望は日本各地で非常に増えており、ストリートスポーツ用具販売店の売り上げが倍増していることからもわかる通り、当然ながら利用数も倍増していることが見込まれますので、下記の数値は「最小値」と考えて頂いて差し支えございません。

なお、上記の情報や数値の全部や一部を営利非営利に関わらず利用する場合は、「お問い合わせ」フォームから当協会までご連絡ください。

皆様の参考になれば幸いです。