平成30年8月に神奈川県川崎市が【若者文化の発信によるまちづくりに向けた基本方針(案)】を発表しました。
この資料の中で、川崎市では市民アンケートを元に市民が利用したいと思うスポーツ施設について、今後の川崎市の将来を担う若者の人口比率に基づき、実際に「スケートパーク」を利用したい人が若者を中心に 31,400人 いると推計しています。
(4) 若者文化を楽しむ環境について
ア 本市のニーズ等

平成 29(2017)年度に本市が実施した「スポーツに関する市民アンケート」において、利用したいと思うスポーツ施設として、「スケートパーク(スケートボード等)」(以下、「スケートパークと言います。」)と回答したのは全世代で 1.8%でしたが、18 歳以上 30 歳未満の若者 に限定すると、サッカー場よりも多く野球・ソフトボール場と同じ 10.4%となっており、全市の18歳以上30歳未満の人口で換算すると約 31,400 人に相当します。

川崎市の総人口は、平成30年8月1日現在1,516,052人ですが、18 歳以上30歳未満の人口 約326,500人に対して10.4%もの若者が「スケートパーク」を利用したいと考えていることが解かりました。
この数値は、他の地方公共団体で公共スケートパーク建設計画を策定する際にも充分通用するエビデンスです。
川崎市が策定した【若者文化の発信によるまちづくりに向けた基本方針(案)】には、当協会の資料もご利用いただき、お役に立てて本当に良かったと考えております。
他の地方公共団体様や地域の利用者団体の皆様にも、川崎市が将来の市行政を熟慮した上で発表したこの基本方針を参考として頂き、地域の活性化や生き残りに活かして頂ける事を切に願っております。
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