2023年9月15日発行:広報さがみはら No.1513において
市内外の子どもの公共施設利用料が10月1日より無料化されると発表がありました。

【対象:子ども】

「市内在住か在学の小中学生」と「市内外を問わず全ての未就学児」の「個人利用」が対象。

【対象:施設】

「温水プール」や「体育館」「スケートボードなどができる運動施設」
「プラネタリウム」「アクアリウム」などの市内公共施設が対象。

【考察:子どもたちのスポーツ参加を考える】

文部科学省 スポーツ庁は、令和5年度から休日の部活動の地域連携・地域移行を始めています。

令和5年度から休日の部活動の地域連携・地域移行が始まります」

スポーツ庁のこれまでの調査結果からは、日本全国地域を問わず少子化がさらに深刻化することが避けられない状況であることがわかります。
すなわち、未就学児童はもちろん、小中学生においてもチームスポーツや団体競技参加児童の減少は避けられません。

だからといって、日本の少数の子どもたちが今後身体を積極的に動かすことなく、健康維持に必要な体力を養う機会が無くなってしまう事は、日本の将来にとってマイナスでしかありません。

これまで日本では、義務教育期間中は特に体育教育などで積極的にチームスポーツや団体競技への参加を促してきましたが、こうした日本の背景を考えると、子どもたちを「個人スポーツ」や「個人競技」に参加する事を促すことで、将来の日本を支えて下さる子どもたちの体力維持など、心身の健康維持を促進できると考えます。

来月10月から子どものスポーツ施設利用を無料化する相模原市の政策は、日本の将来と子どもたちの利益を念頭に、延いては日本の将来のために必要不可欠な政策だと受け止めています。

相模原市の皆さま、本当にありがとうございます。
このような政策が、日本全国に波及することを願っています。

 

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